不老不死 第十四話
○研究所・大広間
一郎が研究室から出る。
一郎「お待たせ」
○同・外
一郎達が研究所を出る。
空は太陽が遮られて暗いまま。
二郎「何か全然晴れないな」
三郎「そうだね」
二郎「ま、いいか。ねえ俺、行きたいところあるんだけど」
一郎「どこですか?」
二郎「ちょっと遠いかも、しれないんだけど」
○道
一郎達がひたすら歩き続ける。
途中、強風が吹いたり、雨が降ったり、嵐に見舞われたり、森を抜けたり、川を渡ったり、峠を越えたりする。
○山頂・火口
火口からマグマがぐつぐつ、吹き出している。
二郎が火口からマグマを覗いている。
二郎「すげーだろ?」
三郎「どれ?」
三郎が火口から下を覗いた拍子に落ちていた缶を蹴ってマグマに落としてしまう。缶はマグマに触れると一瞬にして蒸発する。
一郎「すごいですね。うっ!」
一郎が胸を押さえて苦しそうな顔をする。
三郎「どうしたの?」
一郎「いや。何でもないです。それにしても、凄いですね。よくこんな場所見つけましたね」
二郎「だろ?今までのなんか目じゃないぐらいだぜ」
三郎「あの爆弾も凄かったじゃん」
二郎「あれは一瞬じゃん」
一郎「確かに、そうですね」
二郎「じゃあ。さっそく」
二郎が三郎をマグマに突き落とす。
三郎「また、僕かよ」
三郎がマグマに落ちる。激しく煙と泡が出る。三郎は沈んだまま。
二郎「…」
一郎「…大丈夫ですかね?」